オルニオンの夕陽はなかなかのもので、ここへ来るたびに少しばかり離れた丘へ行くのがすっかりお約束になっている。そりゃ、魔物は出るけれど、あの時のように囲まれるわけでもなし、あの鮮やかなオレンジ色を眺めて癒されることを思えば安いものだ(この辺は戦闘狂独自思考も働いているのかもしれないけれど、自覚なんてあるわけない)。
空はオレンジのグラデーションが染め上げている。同じく、遠く見える海も染まって、ゆらゆらと波打っていた。頭上から水平線にかけて、他は何もない。空と海だけ。少し前まではこの中にあの群れる星喰みが蠢いていたけれど、それももはやなく(もちろんユーリたち自身の手で消したからだ)、空を見上げれば見えるのは空と雲と鳥。まあときどきバウルが見えたりもするけれど、とにかくごく普通のものだけだ。こうしてあたりまえをあたりまえに享受できることの幸せを、ありがたいもんだと自分の功績を棚上げしてかみしめ、、少しずつ移ろいゆく空を眺めていた。
そんな時だ。真っ黒なユーリの髪さえも明るい色に染める光の中、やわらかな草を踏みしめる音がした。背後から少しずつ近づいてくる気配に、珍しい、と思う。誰かと窺う必要すらないそれは、
「真面目な団長代理様がサボリか?」
「あるギルドの無鉄砲な参謀殿がふらっといなくなったと聞いたから探しに来ただけだよ」
「あー、そりゃ失礼」
笑うと、本当に失礼だとこぼしながら(顔は笑っている、当然)、気配の主であるフレンは断りもせずに隣に座った。鎧をつけていない、アンダーウェアに上着を羽織った程度の軽装を、珍しいと思う。そのフレンが無言で木製のコップを出してくるのを、やはり無言で受け取ると、こぽこぽと液体が注がれる。ほのかに酒精の香りがした。
「まだ明るいぜ?」
「気になるなら、完全に沈んでから飲めばいいさ」
「誰が気にするかよ、そんなん」
「君が言ったんだろ」
「お前が明るいうちに酒なんか持ち出すからだ」
答えて、コップの中身を煽る。少しばかり甘さの強い、けれどクセのない味はユーリの舌にもなじんだ。確かに美味い、けれどまた高いものをと少しばかり呆れる。普段ユーリが口にする安酒は、こんな味などしない。
「たまには贅沢もいいだろ?」
「貧乏人の舌にゃ、上品すぎて合わねぇな」
「奢られてるのに文句が多いよ」
「あー、俺奢られてんのかー。そりゃあ知らなかった」
「都合のいいことだね」
呆れたように肩をすくめて、それでもフレンは空になったユーリのコップにまた酒を注いだ。
今度は煽らず、ちびちびと味わう。甘党のユーリと違って、フレンはどちらかといえば辛党だったはずなのに(といってもフレンの味覚はいまいちよくわからないのだけれど)、酒はどこまでも甘い。本当に奢るためだけに買ってきたのだろうとは、いちいち想像するまでもなかった。
「……で、どうしたんだよ。いちいち俺を探しに来れるほど暇じゃねえだろ」
「暇ではないけど、せっかく訪ねてきてくれた親友を構いもせずに帰らせるほど無作法でもないよ」
魔導器がなくなった世界。
ひとの生活を支えていたものがなくなって(あの日を境に唯一失われたあたりまえ、だった)、世界中の誰もがそれなりに忙しい日々を送っている。ユーリはユーリでラピードと一緒にふらりと旅をしながらも、ギルドの仕事をこなしているし(ひとのために、がモットーの"凛々の明星"は重宝がられて依頼が増えている)、エステルはヨーデルを手伝いながら、あの旅を物語にまとめている。リタは精霊の研究に余念がないし、カロルはギルドに全力投球、いつの間に仲良くなったのか、ドンの孫のハリーと年齢を超えた友情を築いて、ときに相談にのったりもしているらしい(そこはまだまだ幼いカロルに相談に乗るというマネができるのか、いささか不安はあるのだけれど)。レイヴンだって騎士団とギルドの橋渡しに忙しく、ジュディスはユーリ同様、ギルドの仕事の合間にバウルと世界中を駆け回っていた。
中でも忙しいのはやはりというか、フレンたち騎士団である。特に次期騎士団長がほぼ決定的であるフレンは、副官のソディアとともに多忙の一言では済まされないような日々を送っている。騎士団の立て直しとギルドとの調整(その辺はレイヴンにだいぶ任せているようだけれど)、まだまだ発展途上のオルニオンへ顔を出し、自ら各地へ赴いて状況を確認、魔導器に代わるインフラの整備のためにヨーデルへ報告する。本当に寝ているのかと言いたくなるような激務を、フレンは一人で乗り切ろうとしていた。
「俺は構ってもらいに来たんじゃないんだけどな」
「じゃあどうして?」
「仕事にかまけてロクに休みもしねえバカをベッドに叩き込みにきた」
ユーリの言いようにフレンが吹き出す。
激務とはいえ自分が望んだことであり、ましてや新たな世界の仕組みを――幼い頃からユーリとふたり、望み続けてきた誰もが笑顔で暮らせる世界を作り上げる仕事だ。知っている。真面目な親友にとっては、自分の命を削るような激務であっても、楽しくて、携われることが幸せだということくらい。とはいえ傍で見ている人間にはそうもいかず。楽しいと疲労は別問題だ。
フレンもまた酒に口をつけながら、笑いも収まらぬままに言った。
「依頼人は誰かな」
「悪ぃな、そりゃ依頼人のプライバシーだ」
にやりと笑うと、フレンが小さく肩をすくめた。こういうときのユーリが決して口を割らないことを、彼は長い付き合いでよくよく知っている。だから、それ以上追及がないのはありがたくもあり、どこまで彼が勘付いているのかわからなくて怖くもあった。
これは依頼ではない。幼なじみの状態なんてお見通しのユーリ自身が、ぶっ倒れる前にとおせっかいしに来ただけのこと。依頼というのはただの口実というか、自分の性格上の問題である。
「……まあ、いいけど」
そうつぶやかれたのに安堵したのは、無理もないことのはずだった。こちらを振り向くこともなく、まっすぐに沈む太陽を見つめているフレンは、そんなユーリの心情を知ってか知らずか、のんびりと続ける。
「ここらで少し休もうかと思ってたところだしね。最近、ソディアやウィチルがまるで責めるみたいにこっちを見てることがあるから」
「うーわ、無理まっただ中かよおまえ」
「無理してるつもりはないんだけどな」
「自覚ないのが最悪だろ」
「そうかな」
「そうだよ」
そっか、とフレンが苦笑した。
「じゃあ、君の依頼人にお礼を言わなきゃな」
「ああ、言っとけ。伝えといてやるから」
「伝言の必要はないと思うけどな」
バレてら。
「ま、とにかく。『ありがとう』」
笑顔とともに紡がれた言葉が変に響いて聞こえたのは、意識してしまった自分の耳のせいなのか、フレンがそうなるように意図して言ったのか、そこは判断がつかなかった。少しずつオレンジから藍色へと移ろいゆく空を見ながら、ユーリはため息をつくしかなかった――と言えど、おとなしく認めるのはユーリの性に合わないわけで、心の中など押し隠し、にやりと笑って言ってやる。
「了ー解、伝えとく」
「そうしてもらえると助かるな。……まあ、おとなしく受け取ってくれそうにはない気がするけどね」
そう言ったフレンの視線が、あからさまにちらりとユーリに投げられる。
「ちゃんと受け取ってよ?」
「俺に言うこっちゃねぇだろ」
「僕も君に言ったつもりはないんだけどな」
「……伝言としちゃ、おかしすぎんじゃねえか?」
「それは君に思うところがあるからじゃないのか?」
二人の視線が交錯する。その一瞬に、ユーリの唇がひきつるように歪んだ。フレンの眉も片方だけ上がる。互いに目を逸らさぬまま、どちらともなくにたぁと笑って。
「昔っからお前ってそうだよな!」
「昔から君はそうなんだ!」
言葉の剣が火花を散らした。
「あー……なんでこんな体力使ってんだ、俺ら」
「さあ? ……君が頑固だからじゃない」
他愛もないケンカをしているうちに、陽は沈んで、辺りはすっかり夜になっていた。くたりとうつむくフレンを横目に、妙に疲れた気分でユーリは空を見上げた。頭上には満天の星、暗い海では星明かりがちらちらと水面に跳ねている。夕方とすっかり様子を変えた景色も、それはそれでおつなものだと思う。
多少なりと気温も下がってきてはいるけれど、季節が季節だ、肌寒くはない。多少回った酒のせいか、むしろ夜風が心地よかった。
「こうして一緒に星を眺めるのも久しぶりだね」
子どもの頃以来だ、と不意にフレンがつぶやいた。いつの間にか、彼もまた顔を上げて空を見ていた。その内容に、昔もこうして一緒に空を眺めたっけな、と思う。子どもの頃はそうしているのが当たり前で、いつだって夜空を見る時には隣にフレンがいた。星の数を数えたり、星座を探したり、流れ星に願いをかけたり、……いつも二人でいたのだから。あの頃の自分たちにしてみれば、今のように離れて暮らしていることの方が不思議なはずだ。
「……この前、と言ってももう少しばかり前になるか」
「あ?」
瞬く星を眺めたまま、フレンが微笑う。
「ヨーデル様の護衛で訪れた街でね、子どもがケンカをしてたんだ」
「どこでも子どもはそんなもんだよな」
ユーリにはその例が非常に近いところにいるので(あれは一方的に虐げられているとも言えなくもないけれど)、けらりと笑って相槌を打つ。
「で?」
「ティスとメルーとアン」
「……は?」
突然出た名前に、ユーリは思わずきょとんとした。それは下町の仲間で、幼い頃はケンカばかり繰り返していた(今は仲良しで、うちふたりはバカップル化している)3人組の名前だった。なんでそいつらがという内心の声は、思いっきり表情に出たらしい。フレンがくすりと笑った。
「あの3人と一緒だよ」
「……あ、そゆこと」
「そういうこと」
ふっと子どもの頃のことが脳裏をよぎった。うまく仲良くなれないふたりにつっかかるしかできなかったティスと、そのティスを盛大に(見ていた側に言わせれば、そりゃあもう感心するほどに)勘違いしていたメルーとアン。今となってはいい思い出の、とはいってもまあユーリはもとから大丈夫ほっとけほっとけと笑って放置していたのだけれど、まあそれはとにかく今は笑い話にできるような子どものケンカを日々繰り返していた遊び仲間の顔が浮かんでは消える。
やっぱりどこでもいつでも、子どもはそういうものなのだろう。
「でもそれがどうしたんだよ」
「その子たちを見た時にね、ふっと思い出したんだ。ティスやメルーやアンや……下町のこと」
「まあ、そんだけ似てりゃあな」
「うん。……ていうか、思い出したのはそれだけじゃなかったけどね」
フレンが振り向く。
「覚えてるかな、君が一度だけ、3人の仲裁に入ったこと」
そういえば、そんなこともあった気がする。
細かくはさすがに覚えていない。ただ、普段はただのケンカだったのが、一度だけ妙にこじれそうに見えたことがあった……んじゃあなかったか。それはさすがに放置できなくて、間に割って入った、そんなようなことだったと思う。
「その時僕が見た子たちも、あの時みたいにちょっと後戻りができなくなりそうな……何だかそんな感じがしてね。間に入ったんだけど」
「お前が?」
「そうだよ。……君ほどうまくはできなかったけど」
笑い話で終わらせたりはできないよ、とフレンがつぶやいた。
「君があの時、どうやったかなって……思い出しながらやってみたんだけどね」
「ま、お前は俺じゃねえからな。別にいいじゃねえか、ちゃんと仲直りしたんだろ?」
「それでも、もし君があそこにいたら、僕が君だったらって、思ってしまうよ。少しでも結果がいいほうがいい。あの子たちのこれからのことだから」
当事者にとっては大きな分岐点だと、フレンは言う。それはその通りだとユーリも思った。どんな些細なことであれ、本人にとっては一大事たりうるのだと知っている。
「でもお前なりにやったんだ。ならいいじゃねえか、きっとそいつらだって感謝してるぜ、お前に」
答えながら、ユーリ自身も思い出していた。あれは子どものケンカなんて可愛いものではなかったけれど、でも、ユーリだって同じことを考えていたのだから。
「……俺も、俺がお前だったらって思ったことないわけじゃねえからな。ま、偉そうなことは言えねえか」
「え?」
「俺はマジメ一筋で生きてるようなやつには信用されねえから」
フレンの眉がわずかに跳ねる。気に食わないと言わんばかりだと、少し笑いたくなった。
「それは君に」
「見るからにあやしい、目つきの悪い男を簡単に信用してもらっちゃ、世も末だけどな。でも時と場合によっちゃ、悔しくなるんだよ」
「ユーリ、」
「お前だったら、どんなときでもきっと信じてもらえんだろうなって」
フレンが息を飲んだのを気配で感じながら、コップの中身をこぼさないようごろんと後ろに寝っ転がる。視界が星で埋め尽くされて、なんだか妙に気持ちが落ち着いた。子どもの頃みたいだから、だろうか。
「どっかの街に行った時な」
「どっかってどこ?」
「忘れた。……とにかく、どっかなんだよ。追及すんな。その街で」
「ケンカを見た」
「違う。ケンカくらいでいちいち悔いるか。黙って聞いとけよ」
はいはい、と笑って黙る。
「リタが、魔導器のことで暴れてな」
「時々あったんだってね。エステリーゼ様に聞いた」
「魔導器大好きっ子だったからな。そういう時のあいつはどうにもなんねえから、もうすんげぇ苦労した」
そう言いながら、ユーリはくつりと笑った。最初の頃に魔導器大好きで暴走してばかりだったリタには、本当に苦労させられたものだ。魔導器が失われた今は今で、今度は親友のエステルに絡む事態で暴走しがちで苦労させられているけれど、魔導器のことで騎士団と戦われるよりも、エステルのためにゴロツキと戦う(研究中の精霊魔術の実験込みだけれど)ほうが、よほど健全だろう。……たぶん。
まあそれはともかく、そんなリタが、たった一度だけ、魔導器のためじゃなく暴走したのがあの日だった。
「たいていは魔導器がかわいそうだっつって大騒ぎすんだけどよ。あんときだけは違ってな」
「ふうん」
「魔導器がヤバくなってる。それは大惨事を起こすもんだっつって、魔術ぶっ放して大騒ぎ」
「え、ちょっとそれは」
「結果的に街救ったんだから大目に見てやってくれよ。かなり後になってから聞いた話だけど、ジュディもヤバかったの気づいてたらしいしな。本当に暴発寸前だったって」
聞いた時は、じゃあなぜそれをその時に言ってくれなかったのかと少しばかり思ったものだったけれど。
リタの勝手で引き起こされた騒ぎと違う、街のための(もちろん彼女としては魔導器を救いたいという気持ちもあったのだろうけれど)騒ぎ。だから、ユーリも何とかしなくてはと思った。自分という人間が、他人に信用されにくいと知ってはいても、やらずにいられるわけがなかった。
「まあ、とにかくその時に、俺がもしお前だったらって思ったんだよ。お前、大体のやつから信用されてたし」
人々の暮らしが危機に瀕している時に、信じてもらえない自分の無力さを少しだけ恨んだ。それは自分が自分の意思で背を向けたものではあった。わかっている。それでも、そういう状況になれば悔しいとも思う。どうして自分に力がないのだろうと思う。結局はないものねだりなのだ、とはわかりきっているので言わないけれど。
「お前だったら、リタが暴れなくたってなんとかできただろうな、とか」
「でも、結果として魔導器の暴発が防げたなら、それでいいじゃないか」
「そりゃ、もちろんだな。つかそこは別にどうでもいいんだよ。単純に、お前が思ったように俺も考えたことあるってだけだから。でもな」
言っておくけど、とユーリは続けた。
「俺、別にお前になりたいと思ってるわけじゃねえぜ?」
「それは僕だって同じだな」
フレンがすぐさま答えた。やっぱりこのあたり、考えることは同じかと思えば、自然と笑いがこみ上げる。
自分にはない力に憧れる、けれどそれはなりかわりたいということじゃあない。
「僕が君なら、君といる意味がなくなってしまう」
「同感だな。お前がいて俺がいて、だからおもしれえんだし」
今現在、フレンじゃなければできないことをフレンがやっている。そして、ユーリじゃなければできないことをユーリがやっている。互いに互いの足りない部分を補いあって、この道を歩いているのだと、――少なくともユーリはそう思っていた。
フレンがすっとコップをこちらへ近づけた。何かと思って、視線で問う。フレンは嬉しそうに微笑って、
「これからもよろしく。力を貸してくれ、ユーリ」
「お前なぁ」
さらりと言うフレンに、今度は逆にため息をつきながら(こいつのこういうところが恥ずかしくてたまらない)、寝っ転がったままでコップを持った手を持ち上げた。
「……ま、やれるとこは手伝ってやるよ。騎士団長代理のフレンさん」
「そういう言い方するなら、僕も言わせてもらうよ。ご協力感謝する、"凛々の明星"参謀ユーリ殿」
一瞬の沈黙。
そのすぐ後に、大爆笑する声が夜空にはじけた。
「おまっ……なんかそれ堅苦しいなオイ!」
「君だって! いちいち肩書きつけなくたっていいだろ。だいたい僕は君を真似しただけなんだから」
ひいひいと腹をひきつらせながら笑いあって、それから震える手でコップをこつんと合わせる。
「乾杯、だな」
「何に?」
「何でもいいって。堅苦しいのは抜きだ」
こんなときに、と言ったら、フレンもそうだね、と笑った。
「それにしても、ったく……ほんとにお前って笑わせてくれるよなー」
「そのセリフ、そのままそっくり返すよ。子どもの頃なんか、何度君が傷つくだろうと思って笑いをこらえたことか」
「じゃあおれもそのセリフまんま打ち返してやる。俺だってお前に気ぃ使って笑わなかったことが何度あったか」
ふたりは顔を見合わせた。そしてにたぁと笑う(フレンはまあにっこりという風情でだけれど)。
ユーリはゆっくりと体を起こした。コップを近くに置いて、立ち上がる。フレンもまた、草の上にコップを置いて立ち上がった。腰の剣をすらりと抜くのを見ながら、ユーリもいつものように剣を放りながら宙で取り、振り抜いて鞘を払った。
「おーし、やるか?」
「負けて悔し泣きしても知らないよ」
「ガキんときの俺とは違うって、この前思い知らせてやった、だろっ!」
言葉が終わるより早く、ユーリとフレンは互いに動いていた。夜空の下で白い刃が火花を散らした。
ユーリが見たフレンの顔はそりゃあもう楽しそうで、――そしてそのフレンの瞳に映り込む自分もまた、やっぱりひどく楽しそうな顔をしていた。
ラスト、ユーリとフレンのお話
とにかく仲良しなふたりを書こうとして頑張ったら、オチなくて困った……
そもそもは相方に「お互いのこと考えてるふたりの話読みたい」って言われて書き始めた話だった
きっといっぱいぼろぼろになって帰って、そんでエステルあたりに怒られます
[2008.10.1]